ここでは各部門のメンバーから直接、
それぞれが受け持っているプロジェクトを紹介してもらいます。
彼らが感じている仕事の面白さや醍醐味、やり甲斐はどこにあるのか。
そして、大型のプロジェクトに上流から携わり、
様々な技術に触れることで身につけていった知識や経験は、
いったいどんなものなのかを話してもらい、MSPの魅力を知っていただきます。
入社から現在に至るまで、通信会社の課金システムを手掛けています。全体チーム20人程の規模で、協力パートナーと連携と取りながら業務を担っています。ユーザーの料金に関わるシステムなので、ビジネスの中枢を担うシステムに触れているという実感があります。
私が担当しているのは主に課金システムの保守・開発の領域です。どんな追加システムがあったら便利なのか、お客様にとってより使いやすいシステムに更改していく作業が主な仕事になります。入社直後からこのような大きな仕事を任されているので、この経験を大切にしながら、毎日自分が成長することに注力しています。
問題が起きたら社会的な問題になってしまう程に責任ある仕事なので、自分が手掛けたシステムがリリースされた後、正常に稼働していることに何よりもやりがいを感じますし、とても安心します(笑)。エンジニアは常に緊張感を持って仕事に取り組んでいる分、リリース後の達成感はとても大きいと思います。
まずはこれまで手掛けている案件に集中し、チームリーダーを目指しています。そしてこれまでの経験を活かしながら、次はさらに上の上流工程にも挑戦してみたいです。「自分の提案からプロジェクトが始まる」ことを目標に、まずは色々なことにチャレンジし、場数を踏んでいきたいと思います。
金融機関のネットワーク業務を担当しております。入社後の新人研修を終え、すぐにこのプロジェクトに配属となりました。以降異動もなく今年で3年目となります。エムエスピーから金融系に参画しているのは10名程度であり、ネットワーク業務を担当しているのはその内の3名です。プロジェクト全体の規模は把握できないほど大きいです。
お客様に要件を伺うところから、設計書の作成やネットワーク機器の設定、さらには保守作業や障害対応など幅広く担当しております。もちろん最初からこれだけ多くの業務を担っていたわけではありません。配属直後は手順書の作成といった比較的シンプルな業務から始めて、徐々にその幅を広げることができました。
一番のやりがいは、設計書の作成から実際に動くまでを一貫して担うことで、自分自身が社会の役にたっているという実感を得られることです。金融機関のシステムは、とにかく安定性が重要です。稼働前にテストはしているものの「設計通りに動かなかったらどうしよう」と心配になることもあります。また、万が一障害が発生してしまったらすぐに原因をつきとめ、復旧しないといけません。そのため、普段からフットワークの軽さを意識しています。
どんなプロジェクトでもいいので、いつかリーダーとしてチームを引っ張っていけるようになりたいと思っています。また私は、コミュニケーションを重視できるエンジニアになりたいと思っています。コミュニケーション能力はリーダーになるうえでも必須です。周りとしっかりコミュニケーションをとり、働きやすい雰囲気を作ることで、プロジェクトの成功に寄与できるのではないかと感じています。
現在はグループリーダーとしてプロジェクトを抱えながら、マネジメントにも取り組んでいます。マネージャー3名と連携を取りながら、約20名の部下・後輩の育成に力を注いでいます。
人材育成に関していえば、後輩がお客様に評価されると、自分のことのように嬉しくなります。後輩を「エムエスピー」という看板だけではなく、自分自身の看板を背負って仕事を請け負えるようにまで成長させることが私の役割だと思っています。一方で、後輩達は新しい技術に対する関心が強く吸収も早いので、一人のシステムエンジニアとして逆に学ばされることも多くあります。ときには、お客様に対してシステム上での改善提案を行うなど、積極的に業務改善に関わっていくこともできますので、この提案スキルについても自分自身でもっと培っていかなければと考えています。
私は入社1年目から分からないことはひとりで悩まず、先輩やサポート窓口にどんどん尋ねるようにしていました。それが成長のために最も重要なことだと思っていました。入社から4、5年で「チームの一員」から「チームをつくる側」の立場となり、視野をもっと広げていかなければと考えるようになりました。それからは目の前の課題をクリアするだけではなく、例えばサービスイン後に運用しやすいシステムをいかに構築するかなど、システム稼働後のユーザビリティも考慮しながら、何ができるかという思考を大切にしています。
技術に関する基礎知識よりも探究心を持っていてほしいと思います。具体的には、プロジェクトに配属された際「このプロダクトはなにをしているのだろう」「ここからなにができるのだろう」と自然と興味を持つことで自ら調べ、仕事を進められる人です。私たちの仕事は技術をもとにお客様に貢献することです。お客様のニーズに対して最も発想力を発揮できるのは、探究心のある人だと思っています。